小児科
基本的には生後から中学生までのお子さんについて、急な体調不良や小児特有の病気を幅広く診察・治療いたします。
また一般小児科は、様々な症状について、どの診療科で受けるのが適切かを判断する窓口のような役割も兼ねています。
こどもの症状としてよく見受けられるのが、熱、せき、鼻みず、鼻づまり、のどの痛み、耳の痛み、腹痛、便秘、嘔吐、下痢、湿疹、じんましんなどです。
耳の痛み、肌の湿疹やじんましんなどの症状も診察・治療させていただきますが、専門的な治療が必要と考えられる場合は、耳鼻科、皮膚科など適切な科をご紹介いたします。
また、外傷(ケガ)や火傷(やけど)については、軽症の場合は簡単な処置のみで経過をみることができますが、精密検査、皮膚の縫合などが必要と考えられる場合は当院では対応できませんので、その場合も適切な診療科を紹介させていただきます。
また、熱や腹痛など一般的な症状の中にも、詳しい検査や入院加療が必要な場合がありますので、診察の結果、医師が必要と判断した場合には、高次医療機関にご紹介いたします。
とくに小さなお子さんは、具合が悪いことを言葉で表現するのは上手ではありませんので、保護者の方から見ていつもと様子が違うと感じるようであれば、たとえ些細なことだと思われてもご相談いただいてかまいません。
些細な不安や、どこの診療科を受診すれば良いのか分からないことでも、ご相談いただければ、原因や今後の対応を一緒に考えさせていただきます。
結果的に心配ないと考えられることについては、ご家族の不安を解消することも小児科医の重要な責務と考えております。
尚、当院では「受診した方がよいか」「すぐに受診すべきかどうか」といった電話相談には基本的に対応しておりません。
本人の様子をこの目で確認しないと、分からないことがあり得るためです。
電話の対応のみで経過を見てよいかどうかという判断をするのは、責任ある対応とは考えておりません。
受診した方が良いかどうか迷うことについてはまず受診していただき、本人の様子を確認させていただきたいと思います。
その結果として、特に処置や処方が必要なく経過観察のみということも十分に考えられますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
当院の受付時間終了後の同様のご相談については、横浜市救急相談センター(#7119もしくは045-222-7119)をご利用ください。